東京都練馬区(江古田)の美ゞ(びび)音楽教室では、クラシック音楽の和声・対位法を専門にし、個人レッスンに力を入れています。
和声は、調性音楽の作曲にとっては髄に迫るものであり、音楽理論にとっては最も重要な分野です。こういった和声の実習(学習)に対し、バス課題の実施(解答)を通して、美しいソプラノ声部を導くことを初めの一歩とします。
この段階では、4声体の配置や連結、種々の禁則、限定進行、カデンツの原理などの理解が必要になります。
次の一歩は、ソプラノ課題の実施です。
ここではソプラノ、すなわちメロディに対し適切な和音設定を行い、バス声部の動向や内声における非和声音を含む動向に注意を払いながら、課題が求める音楽を組み立てていきます。
この段階では、ソプラノ声部の和声音・非和声音の見極めといったやや高度な技術が必要になってきます。
そして最終的にはアルテルネといって、バス課題とソプラノ課題が一連になったものに取り組みます。また、バス・ソプラノ両課題に特有の、種々の実施方法も学びアルテルネと関連づけて実施します。
この段階では、バス課題では複数のモティーフを組み合わせる課題や、対位法的課題の実施、ソプラノ課題では遠隔調への転調や複雑な非和声音の理解が必要になり、さらにアルテルネでは両課題を関連づける技術が必要になります。
本コースでは、いわゆる芸大和声(『理論と実習』や『新しい和声』)またはシャラン等の課題集を用い、機能和声(カデンツを持つ和声法)について学びますが、モーツァルトやベートーヴェンといったクラシック音楽の歴史上重要な実作品の楽曲分析を通じて、あるいはバロック〜ロマン派後期までのスタイル和声のやり方を習う事にも取り組み、音高受験や音大受験といった高度な学習までつなげていきます。
落ち着いた空間と丁寧なレッスンにこだわった美ゞ(びび)音楽教室。当教室は、幼児~大人・趣味〜音大受験はもちろん、様々な方に開かれた音楽教室です。
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なお、当教室では和声法コース・対位法コース以外にも、ピアノコース・ソルフェージュコース・作曲コースなどを開設しています。
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