編曲の現場に必要なスキルを身につけます。実践的なコースです。
オーケストラをピアノに編曲するリダクション、ピアノをオーケストラに編曲するオーケストレーションの2つを中心に学びます。
ウェーベルン:パッサカリアop.1 6声のリチェルカーレ(音楽の捧げものより)
編曲は作曲と違いソナタ形式やフーガ形式、ノクターンやワルツといった楽式を学ぶ必要がありません。したがって楽器の特性を研究し、いかに機能させるかという楽器法に多くの時間を割くことができます。
しかし、編曲技術と感性の大部分は作曲と重なりますので、受講前に変奏や展開、和声、それから何らかの楽器演奏をある程度身につけていることが望ましいです。
本コースでは副科の和声法コース、対位法コースなどの同時受講をお勧めします。
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