もっともメジャーにして、もっとも個性的な楽器のひとつがピアノという楽器です。

ピアノは一人の奏者(一台のピアノ)だけで、17〜20世紀の全ての鍵盤音楽を奏でることができます。また、オーケストラ楽譜(スコア)を読む技術があれば(スコアリーディングといいますが)、オーケストラの音楽も模して弾くことができます。私たちが普段使う「クラシック」というジャンルの音楽は、ピアノによってほぼ完全にカバーできます。

つまり、ピアノの最大の特徴は、バロック〜近現代までのクラシック音楽の歴史をほぼ完全にカバーしている点です。ピアノは、クラシック音楽を見渡し、各時代の音楽様式を理解することができる楽器と言えます。

そのため、ピアノに関わる人物は、今にも名の残る大家が大勢がいます。バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、ショパン、シューマン、リストなとがその代表的な演奏者・作曲家と言えるでしょう(19世紀以降を入れると際限なく名前が出てきてしまいますので、この辺にとどめておきます)。そして、繊細で、詩情あふれる、ときには情熱的な音楽も、ピアノの特徴です。

しかし、ピアノが果たす役目はそれだけではありません。ときにはヴァイオリンなど他の楽器の基礎になったり、和声や作曲の下地・手助けにもなります。音楽の習い事の基礎は、やはりピアノを除いてないでしょう。

練馬区小竹向原・江古田のピアノ教室・美ゞ(びび)音楽教室では、桐朋学園大学や東京芸術大学大学院出身の講師陣を迎え入れ、ピアノ教室としてのピアノレッスンに力を入れています。なお、当教室は、池袋・板橋などからもアクセス良好です。