楽典は音楽の基礎知識です。

ピアノをするにも、ソルフェージュ、作曲、理論をするにも、いつかは通らなければならない勉強です。

テキスト

小谷野謙一『よくわかる楽典の教科書』より

多くの楽典の教科書は物理学から見た音の性質に始まり、人類が音をどのように理解し紙に記してきたかという軌跡を辿ります。

その上で近代の記譜法である音を高さ、長さ、強さ、音色の4つに大分類したよく見かける記譜法を学びます。そして音律、旋法、音階、調性、初級和声法などの知識を合わせ、楽譜を読む準備を整えます。

ドレミを体系的に学ぶのもこの課程です。

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