和声法(本コースで扱うのは機能和声)は、和音と、その繋がり方を考える学問です。
また、音楽を垂直次元(楽譜の縦方向)から考察する性質があり、メロディ+伴奏の形をとるホモフォニーと深い関係を持ちます。

これを平たく言えば、和声法は、和音同士を適切に繋げながら、楽譜を主に縦方向に見て、それらを考えましょう、という方法(技)であると言えます。

和声には教科書が存在するため、初学者の多くの生徒さんは「和声は理屈」と思いがちですが、故山口博史先生がおっしゃってらした通り、和声もピアノなどの楽器と同様に「技能と感性」に属するものです。

スコア
Chapuis:『Leçons d’harmonie』より、パリ市立音楽学校1908年のバス課題のレアリザシオン

和声法は、それ自体、とても奥深いものです。
その一方で、和声法で培った理論と感覚は、音楽作品の構造美に迫る重要なツールにもなり得ます。そのため、ピアノでも作曲でも欠かせない勉強です。
音楽学校において、和声法が全学生必修になっているのは、そのような理由からです。

和声法を習得するには、あらかじめ定められた規則に則って、課題を解く必要があります。
具体的には一本の五線に書かれた課題(ソプラノ課題、またはバス課題)を、4声体といわれる形にします。これを実施またはレアリゼーションといいます。

このコースでは、基本的に日本の教材を用います。
そしてシャラン、フォーシェなどフランスの課題へつなげていきます。また、おとな部門ではバッハ、シューマン、ワーグナー、フォーレなどのスタイル和声(様式和声)も同時に研究します。

本コースでは副科の作曲コースソルフェージュコースなどの同時受講をお勧めします。(なお、本コースは音楽大学受験にも対応しています)

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