楽典とソルフェージュの重要性
今日のテーマは楽典やソルフェージュがいかに重要であるかというお話しです。
当教室には、作曲や和声や対位法を一から学ぼうといらっしゃる方が多く来室します。しかし、音楽の基礎知識である楽典や、音楽の基礎能力であるソルフェージュがある程度身についていないと、作曲・和声・対位法に歯が立ちません。
では、どうして楽典とソルフェージュがそこまで重要なのでしょうか?
楽典は楽譜を書くための基礎知識です。ト音記号の位置から始まって、簡単な音楽理論や簡単な和声を学んでいきます。
一方のソルフェージュはクラシックの基礎能力とも言われ、主に楽譜を見て歌うことでクラシック特有の感覚を身につけていきます。
これらが不十分だと、いざ作曲・和声・対位法の楽譜を書いていくのに大変苦労します。それが楽典とソルフェージュの重要性と言えるでしょう。
当教室では、主に作曲・和声・対位法(楽器演奏ではピアノ)を習得することを目標とします。そのため、楽典やソルフェージュが特段重要となってくるのです。
そこで、まず初学者の方は、楽典とソルフェージュの(欲を言えばピアノ演奏の)習得を第一目標にします。その上で、作曲・和声・対位法を学ぶと非常に効果的となるのです。