音楽教室間のパートナーシップ

東京都には、民間の音楽教室で音楽の習い事をする方が、およそ11万人いらっしゃいます。(出典:データで見る県勢)

これは、いわゆる習い事のカテゴリーでは、外国語(英会話など)についで多く、全国ではトップクラスの人口となっています。

その一方で、東京都の人口あたりの民間音楽教室数が、トップ10に入らない要因は二つ考えられます。

一つは、東京都には音楽大学の付属音楽教室が密集しており、そちらを選択なさる生徒さんが多いこと。

もう一点は、数十年の信頼と実績を積み重ねてきた大手の音楽教室さんが、多くの生徒さんに快適なレッスン環境を提供していることです。

こういった中にあって、私どもの教室を含めた、民間の中小の個人音楽教室に求められる将来像は、どのようなものでしょうか?

私は音楽大学や、その付属音楽教室で教鞭を執っていた経験から、民間の中小の個人音楽教室に求められる教育は、大学等の高等教育はもとより、大手の音楽教室さんとも質的・量的に異なるものだと考えています。

現在のところ、民間の中小の個人音楽教室に求められる教室像は、大きく分けて二点あると私は考えております。

一つは、生徒さんから見た敷居の低さ。もう一つは、一人ひとりの生徒さんの個性に合わせた丁寧なレッスンができる点です。

民間の中小の個人音楽教室が、敷居が低い(つまり気軽に始めやすい)と感じられる大きな要因は、一般的にレッスン料が安価であることです。しかし昨今、こういった安価な料金設定を見直す動きが随所に見られ、今後、業界全体が大きく変わっていくことが予想されます。

一方で、「一人ひとりの生徒さんの個性に合わせた丁寧なレッスン」は、今後も変わりなく、民間の中小の個人教室としての長所・求められる教室像として残されていくと私は確信しています。

民間の中小の個人音楽教室ならではの、生徒さんの個性に合わせた丁寧なレッスンは、音楽文化の裾野を広げることにつながり、延いては地域全体の文化水準を底上げし、豊かな生活の基盤になっていくと思われます。

私たち美ゞ音楽教室では、こういった考えにご賛同して頂ける民間の中小の個人音楽教室さんと、意見交換を行いたいと考えております。

また、これがパートナーシップに発展し、民間の中小の個人音楽教室さんと相互自助といった関係性になることを将来的には望んでおります。一例としましては、池袋エリアの音楽教室(豊島区・文京区・北区・板橋区・練馬区)で、音楽文化普及を目的に交流・情報交換・シンポジウム等の場を設けるといったものです。

現在、音楽教室関係者の皆様から、ご意見をお寄せいただくためのホームページ上専用フォーム作成など、様々な準備が整っておらず、大変ご迷惑をお掛けいたしております。準備が整い次第、こちらのページでのご案内を開始いたします。

美ゞ音楽教室主宰・宮川慎一郎