サントリーホールなど一流ホールでの演奏体験の重要性

日本で音楽を学ぶ学生の多くが、海外への留学を考えます。

それはなぜでしょうか?

現在の日本には、優れた音楽教師や演奏家が多く活躍しており、クラシック音楽を学ぶ上で不自由なことはあまりないのです。
それでも、日本ではどうしても得られないものがあります。

それは環境(文化)と宗教です。

まずは、住環境。
日本は特に都心部では土地が狭く、住宅も密集しています。そのような状況ですから、当然、音は近隣住民にも漏れやすく、楽器を演奏できる(ましてやグランドピアノやアップライトピアノを置ける)住居は少ないわけです。
音楽高校や音楽大学の学生にしても、敷地内の小さな練習室に籠りきりで練習をすることに慣れきってしまっています。

小さな防音室に、自分と、楽器と、先生だけ。

いつもそのような場所で演奏しているものですから、大きな空間で音が鳴ることのイメージはしにくいわけです。

一方、海外(特にヨーロッパやアメリカ)で育った音楽家とて、全員が毎日大きな部屋で演奏しているわけではありません。でも、彼らには大きな味方があります。それが宗教です。

今でもヨーロッパやアメリカの多くの家庭はキリスト教徒であり、幼いうちから教会全体を包むオルガンの音や、賛美歌や、そこで催される演奏会に親しんでいるため、”他者と音楽を共有すること”を身体で知っているのです。

日本で音楽を学ぶ上で、圧倒的に足りないものが、その感覚だと私は考えています。
それ故に、サントリーホールなどの音響の優れたホールでの演奏体験は、重要になってきます。つまり、そういった音響設計の整った一流のホールであるほど、他者との音楽の共有を深めるのです。

演奏は表現です。演奏家は周りの空間を使って、聴き手と演奏体験を共有するのです。
ですから、一流のホールへ大いに足を運び、演奏を聴きましょう。そして、そのイメージを持ち帰り、ぜひ自分でも演奏することを体験しましょう。
発表会やコンクールの大きな役割は、その体験の為にあるのではないでしょうか。(宮川真唯子)

美ゞ音楽教室トップへ

コース概要

体験レッスンお申し込み

「教室や先生の人柄をよく知ってから入室したい!」
それが多くの生徒さんの本音です。

そこで、美ゞ(びび)音楽教室では、2回の体験レッスン(お話などを含めると合計2時間近く)を行っています。

習い事は相性です。
相性の良い先生に巡り合っていただくための時間を、私たちは、惜しみません!

※体験レッスンでは2回で5,000円を頂戴しております。