辞書のススメ(音楽用語)

今日は音楽用語の話です。

音楽用語は一般的にイタリア語で書かれていることが多いですね。
AllegroやModeratoなどの速度を表す言葉、amabile(可愛らしく)など性格を表す言葉…

ところがシューマンの楽譜を開くと、どうでしょう。ドイツ語です。
それでは、ドビュッシーやラヴェルは?フランス語です。

こんな時、手元の楽典の本、(でももちろん良いですが)、なるべくなら語学の辞書を引くことをおすすめしています。

フランス語では、例えばen dehors(アン・ドゥオール)という言葉。
楽典の本には大抵、「少し目立たせて」「浮き立たせて」と書いてあります。

でも本当はdehorsは「外」という意味。
つまり、単純に考えれば、他の音の外側に出してね、という解釈が出来るはずです。
“目立つ”と“外側”では、少しニュアンスが違う感じがしませんか?

ちなみに、クラシックバレエでen dehorsというと、身体を内から外側に開く、とか回転を伴う動きの時には外回りという意味で使われます。

 

よく、日本語の「侘び寂び」という意味を伝える言葉が英語にはない、などと言われますが、こうしたことは他の言語にだってもちろん当てはまるはずです。

本来はその土地で暮らし、その土地の文化を吸収していないと、言葉の意味は理解しようがないかもしれません。だとしても、せめて辞書を引いて想像を巡らせてみませんか?

そんなススメでした。

 

(真唯子)

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