焼き鳥と音楽形式の関係

今日のコラムは、少し趣向を変えて、焼き鳥と音楽形式の関係についてのお話です。

一般的に、家庭で作る焼き鳥の「ねぎま」は、鶏もも肉とネギで構成されています。

その多くは、もも肉とネギが交互に刺され、「もも→ネギ→もも→ねぎ→もも」といった形式をとります。これらに記号をあてると、

もも=A
ネギ=B
もも=A
ネギ=B
もも=A

となり、したがってA B A B Aといった形式になります。これを[A B]-[A B]-[A]のように括って、三つの部分に分けると、音楽でいう三部形式に似た形になります。

しかし、焼き鳥屋さんが作る「ねぎま」には、串の間に、数種類の鶏肉を挟んでいることがあります。

たとえば、先端から「若鶏のもも→ネギ→親鳥のもも→ネギ→親鳥のもも」といった串順です。

これらに記号をあてると、

若鶏のもも=A
ネギ=B
親鶏のもも=A’
ネギ=B
親鳥のもも=A’

となり、したがってA B A’ B A’といった形式になります。これを前と同様に[A B]-[A’ B]-[A’]のように括ると、同じ三部形式ですが、AがA’に変化した分だけ応用的になります。

お店で、こういった串を食べてみると、AとA’は鶏肉として一貫しているものの、変化に富み、後半に行くにしたがって味が濃厚になっていきます。(一般的に、若鶏より親鶏の方が味が濃厚です)

つまり同じAでも、それに多少の変化を加えてA’にすることで、音楽に奥行きを持たせることができます。

たかが、ねぎま。されど、ねぎま。音楽以外から音楽を学ぶことも多いものです。

(宮川慎一郎)

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