音符、どうやって読んでいますか?

音符を読むとき、みなさんはどうやって読んでいますか?

初めは、どんなふうに習ったかしら…?私自身の幼いころを振り返ると、新しい音に出会う度に、真ん中のドからひとつずつ数えて読んでいたという記憶があります。

しかし、いつからか、ほとんどそうした作業をしなくなっていました。現在の私がどうやって読んでいるかを自身で観察してみると、主に2つのやり方で読んでいるようです。

クレ読み

『ハ音記号による新曲視唱(東京音楽書院)』より

1つめは、横の流れをつかむということ。これは、学生時代にソルフェージュの「クレ読み」で鍛えられたものです。(※クレとは音部記号…ト音記号、ヘ音記号などの名称)
ピアノを学んでいる人なら、大抵ト音記号とヘ音記号は自然と読めるようになっていきます。でも、他の楽器で使われているソプラノ記号やアルト記号で書かれた音を読むとなると、一苦労です。
クレ読みの教材では、様々な音部記号で書かれた音符をひたすら読む、歌うという訓練をします。ここで先生から習ったことはこんなことでした。
「音程(※2つの音のあいだにある高さのへだたりのこと)を読みなさい。前の音と、次の音の関係を読みなさい。」
つまり、どれくらいの幅で、どんな速さや強弱で移動するのかということです。隣同士なのか、ひとつ飛ばしなのか、大きくジャンプして高くなるのか…
こうしたことを学んでいくと、音がどんな風に流れるのかをつかみやすくなり、音符を読むスピードがどんどん速くなっていきます。また、スコアリーディングでいろいろな楽器の音を読むときや、移調奏にも大変役立つものです。

2つめは、響きを絵のようにつかむということ。これは例えば、どこからどこまでが同じ和音の構成音で出来ていて、どこから、どんな規則をもって変わるのかを視覚的に捉えるということです。
大きく音楽をつかまえることが出来れば、音を読むことだけでなく、どう表現していくか考える上でも助けになりますね。このような能力は、和声を学ぶことや、たくさんの音楽に触れた経験によって少しずつ培われていくものであると思います。

私は音符を読むことにはあまり苦労を感じず、好きだったので、楽しく習得してきました。それでも、特に2つめの全体像をつかむということに関しては、経験の少ない現代音楽ではすぐに出来ないことも多く、歯痒い思いをしたりします。まだまだ勉強中!です。

(真唯子)

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