繰り返されるモティーフ(常同行動との関連)

繰り返されるモティーフ(常同行動との関連)

ADHDに限らず、発達障害の人が作曲しているところを見ると、同じフレーズをくり返す癖があることに気づきます。それも、ほとんど強迫的なまでにくり返します。

私も割とそういうところがあり、これは発達障害の人にしばしば見られる常同行動と深い関係があるように思います。

またADHDに限って言えば、一つのアイデアにとらわれやすい性質とかなり関係していると思われます。

 

もう少し詳しくお話ししましょう。

例えば「ドレミ〜」というモティーフで曲を書き始めたとします。すると健常者は「ドレミ〜ドレミ〜、ソファミレドシド〜」くらいに作ります。ドレミ〜というモティーフを維持しつつも、変化を加えていくことに思考が向きます。

しかし発達障害の人に見られるのは、だいたいこんな形です。

「ドレミ〜ドレミ〜、ドレミミドレミ〜」

ほとんどモティーフに固執してしまって、そこから抜け出せないのです。

有名な作曲家だと、現代の病跡学が発達障害を疑うエリック・サティがそうです。彼もダンディという教師から、繰り返しが多いことを再三注意されていました。

 

私たち発達障害者は、自分で作ったルーティーンを守ることで、ある種の安心感を得ることができます。

逆にそのルーティーンが壊れると、次にどう行動したら良いか分からなくなり、大変不安になります。

作曲と発達障害の関係を考えていく上で、これは一つの切り口になりそうです。

(宮川慎一郎)

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